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カテゴリ <奈良・県立矢田自然公園> ( 7件  古い記事順 )
矢田寺
大和郡山市の西部、矢田山の中腹、県立矢田自然公園内にあり正式には金剛山寺と言い日本最古の延命地蔵菩薩を安置しています。

今から約1300年前、大海人皇子(おおあまのみこ)が壬申の乱の戦勝祈願のため矢田山に登り、天武天皇として即位したあと、白鳳4年、七堂伽藍48カ所坊を造営したことに始まります。
以後、満米上人により地蔵菩薩が安置されて以来、地蔵信仰の中心地として栄えてきました。
境内には1万株のあじさいが植えられてあじさい寺とも呼ばれます。

→  矢田寺
県立矢田自然公園
県立矢田自然公園は奈良盆地の北西部を南北に伸びる矢田丘陵を中心として、南の斑鳩の里・法隆寺から北は富雄霊山寺に及ぶ一帯で、面積は520haで区域内には、北から霊山寺・東明寺・金剛山寺(矢田寺)・松尾寺などの史跡名刹があります。
公園の西側は金剛生駒紀泉国定公園、東側は奈良盆地をはさんで、大和青垣国定公園があります。

矢田山から大和青垣 (大和の周囲を取り囲む山は生け垣のように「大和青垣」と呼ばれます)

あじさい寺・矢田寺(金剛山寺)から矢田山へ 2008.5.4


バス停

参道のつつじ

矢田寺


同行二人

矢田山四国

お地蔵さん

たんぽぽを集める子供
矢田山に登りたいなと思い昼過ぎ、歩いて矢田寺へ。
横山口を過ぎるとあっけなく矢田寺前のバス停に到着。こんな近かったかな。
遠回りをしたのに1時間もかかっていない。中学校の時はかなり時間がかかったと思うのに。

参道を歩いていくと大きめのお地蔵さん、ほんとうにどこに行ってもお地蔵さんが多い。矢田寺なので特にかな。
山門へ。金剛山寺と石標で正式名が金剛山寺だと思い出す。
人がまばらに降りてくる。あじさいまではまだ日があるがそれでも観光客はいるようだ。
それにしてもきれい。昔のイメージが思い出せないほどきれいになっている。
山門をくぐって写真を取りながら10分ほど登って見なれた大門坊の前に。父や先祖が入っている千体地蔵の千仏堂。

境内はツツジがいっぱいで美しく整備されている。
鐘楼の前に大きなお地蔵さんが造られていた。水子地蔵。
隣に重要文化財「春日神社」とある。こんなんあったかな・・

本堂から登る道があった。「矢田寺へんろ道」と書かれている。高い杉の木立の間を抜けると御影道へ。もう上に行けないかと思ったら御影道の横に登る道があったので登る。
矢田山四国と書かれたお地蔵さんがいくつも出てくる。四国のお寺の名前が書かれている。
雰囲気がいい。木立がとぎれて山道を登る。さりげなく整備されているし、人が通ったような雰囲気もある。

どんどん進み登っていく。「がんばってください」と札。
視界が開けて大和平野が見渡せるようになった。若草山が見える、大仏殿も見えた。これまた感動。
見渡すとすでに頂上付近にいるもよう。

少し行くと頂上と思える高さになった。「同行二人」の札とともに頂上のお地蔵さん。
遍路は弘法大師が厄払いのために修業地や寺を巡って祈願したことに始まるという。そのため一人で巡っても弘法大師と一緒に巡るという意味で「同行二人」とする。

これで今日の目的は達成したので下山する。元来た道をたどって御影道へ。僕と交代のように二人組が登っていった。
案内板に気づく。「矢田寺 四国八十八カ所霊場めぐり」と書いてあった。あ、そういうことだったのか。
深圳のミニチャイナのようなものか。矢田山を巡って四国八十八カ所を巡った気分になるというような・・
そして僕が通ったのは一部で全体はもっとありそうな感じ。後日また登ってみることにしよう。

松尾寺といい矢田寺といい、どこもかしこも美しくなっていて嬉しい。なにより、これらのお寺が観光だけでなく生きているお寺だというのが一番うれしい。

帰り、民俗公園へ寄って写真を。ちょうどタンポポをとって遊んでいた子供の写真をとる。可愛い。

14200歩


そして8日に再び訪れ、矢田山四国を札所第一番から歩いてみました。とてもすてきなコースでした。
でも・・・
ネットで調べてみると少し離れたところに矢田山頂があり、展望台があって生駒山、金剛山などが見渡せるとのこと・・・
ショック。でも次回の帰省時の楽しみに。


日記 「矢田山を歩く」 おわり






矢田山へ




参道の地蔵


矢田寺(金剛山寺)山門とおへんろさん




















さあ、山上へ


山頂への道はお遍路さんの道












山頂近く・・




大仏殿と二月堂が見えました それに県庁も




あたりを見て一番高いところのように見えたのでこのあたりが山頂かと思っていたら、別のところに山頂展望台があるということが分かりました。また次の機会に・・

下山して矢田寺の地蔵




矢田寺の帰りに大和民俗公園に寄りました。ここは菖蒲園。菖蒲が咲いている時はきれいでしょうね。


近くの緑地ではたんぽぽを集めている子がいました



つづく
矢田寺には四国八十八カ所の地蔵を模してちょうど深圳のミニチャイナみたいに模擬的に四国を巡るようになっていました。
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矢田寺へ
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へんろ道入り口
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山頂近く
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へんろみちの終わり。結願(けちがん)
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「矢田山を歩く」 おわり
奈良県立自然公園
奈良盆地の北西部を南北にのびる矢田丘陵を中心として南は法隆寺の斑鳩の里、北は奈良市霊山寺に及ぶ公園。大和郡山市を中心に3市1町にまたがり面積5.2k㎡。

矢田自然公園 子供の森

奈良県立自然公園ハイク

大和民俗公園

昨日早く寝過ぎて途中で目が覚めて寝られず、早く起きるつもりが10時半に目が覚める。
あわてて飛び起き、11時過ぎ家を出る。とりあえずの目的は矢田山の山頂展望台へ行くこと。

大和民俗公園
家を出て矢田山に向かって歩き出す。正面に見える矢田山はやっぱり4月とは違う。全山が赤く染まっている。これも美しい。
途中大和民俗公園に寄るかどうするかちょっと考えて寄り道することに。
公園の春もいいが今の季節もとてもきれい。黄色や赤の落ち葉のじゅうたんを歩く。

思惑違いでうれしかったのが花が多いこと。冬もこんなに花があったんだと思う。今までは興味がなかっただけかも。街路には山茶花とナンテンが目につく。
日曜日なのに季節がよくないのか人は少ない。

お父さんは家庭サービス、子供が喜んでお父さんと遊び、犬もわがままに楽しそうに遊ぶ。
適当に散策して写真を写す。それにしても美しくて気持ちがいい。


矢田丘陵
矢田自然公園

そこそこにして民家群の隅の出口から公園を抜け本題の矢田山へ。初めて歩く道、でも大丈夫だろう、矢田山に行けるはず。道標には「子供の森」、それに「伝承 邪馬台国想定地」とある。邪馬台国の所在は九州のほか大和も候補にあがっている。
邪馬台国想定地はともかく、子供の森に行ったことがないのでちょっと覗いてみよう。

大和名産、名残の柿の実のぶら下がる舗装道を行く。すごい急坂を登り詰めると子供の森。少し行けば子供交流館というのがあるようなのでそこを目指しながら歩くが、すぐに脱線。寄り道して散策コースを登る。

さすがに深圳とは森林の雰囲気がかなり異なり杉と檜の木立が見事。
誰もいないと思っていたら一組の初老カップルと会う。暑い暑いと。確かに歩いていると暑いけど、休憩したり、少し立ち止まると寒いような。
ところどころに樹木や野鳥の説明板もある。興味深い。
そのうち出てきたのはどうやら子供交流館のようだ。交流館といっても屋根のある集合所みたいなものだけど自動販売機もあった。水を忘れてきたのでペットボトルのお茶を買う。120円。10元か、高いなあ、と一瞬思う。だめだめ、人民元に換算したら何も買えなくなる・・
前に池と高原風の小さなスペースがある。いずれもよく整備されているのかとても美しい。日本アルプスみたいな風景。幾組かの親子がはしゃいでいる。楽しそう。


東明寺から矢田寺へ

東明寺


矢田寺へ

さて、矢田寺を目指す。
道標には「東明寺・矢田寺」とある。矢田寺の近くに東明寺があるのは知っているがまだ行ったことがないので先に東明寺に行ってみることにした。
落ち葉の道、厚く積もった落ち葉のじゅうたんをさくさくと踏みしめながら進む。ほんとに気持ちがいい。20分ほど歩くと東明寺に着いた。こぢんまりとした小さな山寺の雰囲気だが、真言宗、持統天皇7年(693年)天武天皇の第5皇子・舎人親王開基で重要文化財の仏像が数体ある。
久々に丁石を見た。「XXへ あとx丁」というあれ。36丁で1里なので1丁は100メートルちょっと。

そして矢田寺へ。
花を撮影しながら、脱線もしながら30分ほど進むと天武天皇創建の矢田寺に着いた。ここからは矢田山四国の地蔵さんを巡りながら山頂へ。そして今日の目的、山頂展望台を目指す。
あたりをつけて行くと案内図が出てきた。見るとこの近くではなく少し遠そうだ。時刻は4時半。少しやばい。山頂展望台までは案内図から勘をつけるとまだ15分はかかりそうに思えたので帰ることにした。ちょっと道草をしすぎたようだ。
矢田山四国を下りていくと暗くなり始め、矢田寺に戻るとかなり暗くなり街灯に灯がともっている。いい判断だったかもしれない。それにしてもまだ5時、日の落ちるのが早い。
考えてみると12月も13日、限りなく冬至に近づいていた。

さらに歩いて家に着いたときは完全に真っ暗だった。また展望台に行きそびれた。
3万500歩

矢田自然公園ハイク


大和民俗公園へ



矢田山


大和民俗公園


お父さんといっしょ








犬もわがままにはしゃいでいました












矢田自然公園へ



矢田自然公園・子供の森へ


向かう道で名残の柿


矢田自然公園
















つづく
東明寺へ








東明寺






矢田寺へ


東明寺から・




迷い出た季節はずれの蝶 べにしじみ(紅小灰)というふつうに見られる蝶だそうです






矢田寺




矢田山四国を通って


山頂付近を越えて展望台を目指します


展望台を目指して・・


展望台へ行く時間がなくなってきたので・・引き返す決心を


矢田寺に戻るとすでに灯がともって・・・



矢田自然公園ハイク





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